今月、多くの飲食関連の経営陣とお話ししましたが、何社かの方が、こちらから持ち掛けるまでもなく、同じ内容のことを指摘されました。

「最近の日本の若者は、すぐにやめるので、雇用リスクが高すぎる。しかも、根性がない。すぐに待遇のことで文句を言う。不平不満を平気で言う。むしろ、外国の人材のほうがハングリー精神をもっているように感じる。」

無論、表現は区々ですが、だいたい同じような感想を持つようになってきているようです。企業回りをしていると、本当にそういう経営者や社長や店長が急に増えてきているような気がします。

今、飲食関連の会社では、外国人の方が喜んで迎えられる可能性が高まっています。外国人を喜んで迎え入れる意識があるのだから、入社後のチャンスだって増えます。残業時間は多いかもしれませんが、その分だけ、手取り賃金は、上場している大企業より多い場合だってあるくらいです。

その一方、あまり外国人を積極的に採用する気がない事務系のお仕事で、こちらがお願いして入社させていただいても、本当にハッピーになれるかどうか・・・? 入社する方がお願いして入れてもらうので、会社のいいなりの雇用条件になるしかありませんし、その後も、あまり幸福な職業生活は送れないのではないでしょうか。

「是非、来てください」という会社に行けば、出世の機会も、給与が上がるチャンスも与えられます。積極的に、チャレンジして、この千載一遇のチャンスを活かすことが、外国人材にとって、賢い選択だと私は思うんです。