難民申請をしている外国人の方から、「経営管理ビザを申請してから、5ヵ月近く経ったのにビザが下りないのは何故ですか?」という類の質問をよくいただくようになりました。よくよく聞くと、入国管理局から、追加質問すら来ていないケースがほとんどです。

残念ながら、それは、それまで申請していた「難民申請」自体に疑義が生じていることによるものと思われます。「難民」ではないのに、「難民申請」をするということは、明らかに「偽って在留資格を得ようとする行為」ですから、そういうことをする人は、「経営管理ビザでも同じことをしているのだろう」という風に推測されてしまい、「経営管理ビザ」の審査に入る前に、それ以前の「難民申請」自体に偽りがなかったか、という点に力点が置かれて、徹底的に調べられる場合があります。

かと言って、「難民申請をしていたから経営管理ビザが下りない」というわけでもありません。「経営管理ビザ」の許可を得た外国人の方もいます。ただ、一部では、「まずは難民申請を取り下げなさい。そうすれば、経営管理ビザの審査に入ります」と言われる人もいますから、入国管理局が「難民申請」というものに対して、かなりの疑惑を持っているということは、理解しておいた方が良いです。

「難民ビザ」を申請している外国人が、他の在留資格に変更するには、重要な留意点がいくつかあるので、専門家に相談されることをお勧めします。

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