外国人の厚生年金保険の脱退一時金/日本出国後に申請する一時金

外国人は、日本で働いているとき、社会保険料として、たくさんの年金を支払っています。しかし、帰国することになったら、日本で年金をもらうことはできません。そうすると、理屈としては、それまで支払った年金を返してもらえる権利があるわけですが、実際に返してもらえるのかどうか、という問題があるわけです。

じつは、「脱退一時金」という制度があります。

「脱退一時金」という制度は、日本国内の会社において厚生年金保険に加入して6ヶ月以上働いたことのある外国人を対象に、帰国した後に返してもらえるお金のことです。そのためには、年金手帳が必要であるとか、出国後2年以内でなければならないとか、色々な条件があるのですが、それなりの金額のおカネが返ってくることがあります。

長い期間、日本で働いて、年金を支払い続けてきたのに、帰国しなければならなくなったときには、考えてみるとよいでしょう。

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