入国管理局では、専門学校卒と大学卒では取り扱いが違います。大学卒は、大学で勉強したことと職務内容にあまり関係性が求められないの に比べ、専門学校卒の方は、職務内容と、学校で勉強したことに強い関連性を求められるようです。

入国管理局は、「専修学校の教育課程は、職業的教育が中心であって、特定の分野に限って専門的な知識が取得されるものであり、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的として教育を行う大学とは質的に異なる」と考えているためです。

だから、進路を決める際には、その後の就職のことを考えた上で決めた方が良いと思うのです。

私は、就職は、「結婚」に似ていると思います。結婚も、就職も、「縁」だと思います。いくら能力があっても、就職できない人、内定がとれない人がたくさんいます。「内定が出る」ということは、その会社と「縁があった」と言うことです。辞退するのは簡単ですが、この「縁」というものを、もう一度考えて、大事にして、その会社の中で幸せな仕事を見つけられるよう、頑張ることをお勧めします。

日本の会社は、会社内に色々な仕事を持っています。営業もあれば、事務もあれば、貿易に近い仕事や経理関係の仕事もあります。色々なチャンスがあるので、がんばって評価さえされていれば、自分の好きな仕事をするチャンスにも恵まれます。だから、まずは内定をもらって、日本の会社を学ぶべきです。

とはいえ、就職自体が難しい方や、学歴の関係で就労ビザを取得するのが難しい方も、中にはおられるでしょう。その場合は、自分で起業して、会社を経営するという「経営・管理」という道があります。これは、経営者として、日本で仕事をして居住するという方法です。

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